信心とは、信じる心と書きます。
時速二百五十㎞で走る新幹線の中で眠ります。時速千㎞で大空を飛ぶジェット機の中で語り合います。安全を信じているからです。信じるから眠り、信じるから語るのです。
不安を感じていたら眠る事も、語る事も出来ません。それでも信じ切っているようにみえても、多少の不安感はあります。
ですから祈るのです。
そんな人でも、なす術の無い時は祈ります。自らの安全を祈る心は、人間誰でもあるようです。神様に祈る心は人間である証拠ではないでしょうか。
筒井敬一
六月を迎え、間もなく梅雨入りとなります。
沖縄地方が先月に梅雨入りし、毎日雨模様の日が続いておりますが、近年、線状降水帯なるものが発生し、局地的に集中して雨が降る様相を伴い、雨による被害が各地で出ております。
農家の人々も、この時期田植えを迎え、雨が欲しい、そんな時期でありますが、昔のような、しとしと雨は何処へ行ってしまったのか、空を見ては異常気象を恨む、そんな今日であります。
雨は天の恵みであります。天の恵みは頂く人間の心次第と聞かせて頂きます。
多く頂き過ぎても困るでしょうし、少な過ぎても困る。ほどほど、丁度良いのが一番ではありますが、なかなか人間の思惑、都合では物事は運ばないのが現実であります。
受け取りは心次第。何事もたんのうの心を持って「結構、結構」で歩ませて頂きたいものであります。
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