「デオスキヤ ア コンパニ―」
ブラジルでは旅に出る人にこの言葉を贈ります。「神様と一緒にいってらっしゃい」という意味です。小さな子供がこの言葉で送る姿は忘れられない印象です。この国の人は子供から老人に至るまで、心から神様を信じています。神様を信じないものがあるとすれば、それは、気の違った人か、けだものだという事になります。神様を信じ、神様の教えを守って生活してますから、親切で、真実で、人種にも、貧困にも、差別がなく、羨ましい国です。
二月二十四日。ロシアがウクライナに侵攻した日であります。あの日から早いもので一年が経とうとしておりますが、一向に戦争は治まりを見せないばかりか、民間人への攻撃が一層激しさを増すばかりであります。またロシアは核兵器をちらつかせ欧米諸国を強く牽制、欧米による軍事介入を最小限にしようと躍起になっております。プーチンが核にボタンを押すかもしれない。脅威は増すばかりではありますが、万が一にも核攻撃が始れば、被害はウクライナに留まらず、近隣のヨーロッパ諸国、中東諸国に及び、甚大な被害が想定されますし、それが引き金となって欧米諸国との全面戦争ともなれば、人類滅亡の危険さえあると言わざるを得ません。一日も早いプーチンの心の治まりを願うばかりであります。
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